パピヨン備忘録PART2+α

飼い主信条「犬にバカなし、バカは飼い主」 潜在意識からも飼い主自身のしつけ直し実践

無事に手術が終わり、自宅へ戻ってきました。なんと乳腺腫瘍も発症していました。こちらも完治です。

朝一番。
飼い主、サファイアをお迎えに病院へすっ飛んでいきました。


(^-^)早いですね。と笑顔の先生。

昨日の午後7時ごろ、先生から手術が無事に済んだことと、麻酔がきれて元気にしているというご連絡はいただいていたので安心はしていたのですが、すっ飛んで迎えに行ってきました。

サファイアご本人は、一晩、先生のご自宅リビングで過ごしたようです。夜泣きなどはなかったそうですが、ぜんぜん眠っていません。とのこと。それでも術後の元気な姿のサファイアと喜びの再会。

手術は2時間ほどだったそうです。



さて。
画像はございませんが、摘出されたサファイアの卵巣をみました。

両方の手のひらの上に乗せてもこぼれるのでは?と感じるくらいの卵巣の量と大きさにびっくりの飼い主。まさにこのイラストみたいでした。

その取り出された卵巣をメスで切ると、ドロドロした薄い黄土色状の膿がでてきました。これが、外陰部から出ていたのですね。。。

サファイアはオリモノがでたので、まだよかったのですが、出ない閉鎖型タイプだと進行が早く深刻な状況になりやすいようです。

これだけのものがあんな小さなサファイアのお腹の中にあったなんて。

サファイアはデカパピでございますが、スリム型ではなく、ふくよか型デカパピ。

ムチムチボディサファイアのように脂肪の多いタイプかつ、長毛のワンちゃんは発見が遅れがちになりやすい。とも言われました。

スリムかつ短毛種だったらお腹が膨らむのが視認しやすいので異常に気付きやすいのですね。


そして、今回の卵巣摘出と共に切り取れ出されていたのが、サファイアの乳首。

乳腺の一つが腫瘍、「乳腺腫瘍」だったのです(;_;)

乳腺腫瘍は、乳腺の細胞が女性ホルモンの影響を受けて増殖するうちに遺伝子変異などを生じて腫瘍化すると発生します。

したがって、幼いうちに避妊手術をすることで、乳腺腫瘍の発生が少なくなります。避妊手術をしていない雌犬では約 4 頭に 1 頭の割合で乳腺腫瘍が発生しますが、初回発情前に避妊すると、発生率は 0.5%(200 頭に 1 頭)と非常に低くなります。動物では数少ない予防可能な腫瘍と言えます。

ただし、発生した乳腺腫瘍に対して、避妊手術をしても腫瘍が小さくなることはありませんので、その場合には腫瘍の切除手術が必要になります。
北海道大学動物医療センター外科/腫瘍診療科資料より引用


本当に、今回、病院へいって良かった(;_;)

実は飼い主、まだ、サファイアのお腹を自分の目で目視していないんです。
なんか怖くて(;_;)

医療用ガーゼが貼ってあるのはちらっと見えて、抱っこすると縫い糸が手に触れるんですが、目視が怖い。取り出された卵巣と切除された乳腺はしっかり見て確認したくせにね。

サファイアがぐっすりノビノビと眠りだしたら、ゴロンとお腹を確認する予定です。

抜糸は一週間後の予定。

 

まずの第一関門は、きょうの夕ご飯をサファイアが食べてくれるか。です。


自宅に戻り、お気に入りの場所でくつろぐサファイア
しばらくはお散歩もおやすみです。