●過去記事 実母と初対面「なんね、あんたはクマね!」。2017.03.12.
子犬のパピヨン女の子。
サファイアが我が家へやってきて早3週間。
飼い主実母に会わせるべく、お天気の本日、実家へサファイアを連れて行ってきました。
実家は我が家から2キロくらいでしょうかね、抱っこしたり、臭い嗅ぎ道草しながら、意外に歩いてくれました。
じつは、ルーク亡き後の犬を飼うことに大反対の我が実母。
飼い主父である夫を亡くし、その半年あとにルークまで亡くすダブルショック。
さらには現在推定年齢20歳であろうネコ姉妹が死んでしまったらどうしようかと、もう、ナイーブなのです。
ですから、「もう、二度と動物は飼ったらいかん!」と、ことあるごとに言われていたのです。
隠し通せないこともないですが、そういうわけにも。しかし、この歳になっても母娘は死ぬまで母娘ですねぇ(;´∀`)覚悟を決めて連れて行った。というわけです。
飼い主お気に入りの画像。実母と亡きルークがお話しているみたいでしょ。
ピンポーンとチャイムを鳴らし、サファイアを抱っこして玄関前で待ち構える飼い主。
ガチャっとドアが開き、実母とサファイア初対面。
実母「・・・」
飼い主「・・・」
サファイア「・・・」
実母「なんね、あんたは!ルークのほうが可愛かっ!」
と、言い放ち、さらに
実母「なんね、その顔は。まるでクマやなかねっ!」
(-_-;)ま、たしかに。
まぁ、しばらくやんややんやと言われましたが、そうは言ってもやはり母。
実母、サファイアにむかって「あんたは、なんば食べるとね」とサファイアの夕食の心配。ありがたいですなぁ。
リビングに簡易サファイアスペースを設置し、「出して~」「遊んで~」と騒ぐサファイアをしょうがないように見つめる母。笑顔も出てきました。
いつものごとく、後ろ足で立ち上がり「出して~」「遊んで~」とぴょんぴょん跳ねるサファイア。
そんなサファイアを見ながら
実母「あー。あれにも似とるたい、ほら、ぴょんぴょん横に跳ねるのがおったろーが!」
それはワオキツネザルですね、母。(;´∀`)
※華麗な画像はお借りしました。
※凛々しい画像もお借りしました。
「あんたは、クマそっくりやねぇ。クマ!クマ!、ほらっ!クマ~」
と、サークルで跳ね回るサファイアをちゃかす実母。
ま、これに関しては飼い主も見るたびに「アライグマそっくりねぇ…」と思っていましたから、異議なし(笑)
いえね、お散歩途中のお家にアライグマのオブジェが飾ってあるのですが、みょうに似ているんですよね、サファイアに。はい、証拠写真。
さ「お母ちゃま、ちょっと失礼じゃなくて!」
だって、ほら、サファイア見てごらんなさい、アライグマさんに似てるわ~(笑)どっちにしたって可愛いんだからいいじゃない(笑)
※キュートな画像はお借りしました。
実母「・・・名前はなんね?」
飼い主「サファイア」
実母「( ゚Д゚)サファ?」
飼い主「サファイア」
実母「どこがサファイアね!?クマたい、クマッ!」
実母「出張のときやらどうするとね、お母さん、預からんよ!」
飼い主「そのときはペットシッターさんに頼む。最初からそのつもりやったけん」
実母「・・・シッターさんの半額で母が見ちゃるよ❤」
この時期、外がポカポカなときに意外と寒い一軒家。
実母「かわいそうに、洋服ば着せてやらんね、寒いやろうが」
飼い主「洋服まだ、買ってないと」
実母「ルークのはないとね?」
飼い主「ぜんぶ処分したもん」
実母「・・・そうやろうね。・・・早く買ってやりなさい」
時間も夕食タイム。ちり鍋を食べようとキッチンダイニングに食事の準備をはじめたら
「こっちに連れてきてやりなさい、そっちの部屋は寒いやろうが」
と、簡易スペースをえっちらおっちら一緒に移動。
実母の真横にサファイアスペース。そして、サファイアが実母にじゃれようとするんですよ(;´∀`) なんだかんだ言ってもコロコロした子犬は可愛いですからね。
実母「・・・ほんと、あんたはクマやね!」と憎まれ口を叩きながらも一緒の空間を許してくれました。
そろそろ帰ろうかと、簡易サファイアスペースを撤去しようとしたら・・・
実母「押し入れに入れておきなさい、取りやすかろうが」
ありがたいことです❤
まぁ、しばらくは
「あんな可愛いルークが死んでから、また飼うとかお母さん信じられん!」
と、言われ続けるでしょうがね(;´∀`)
サファイア、すぐにバアバと仲良しになれそうですよ、よかったですね。
さ「アタシ、可愛いでしょう?クマじゃないわ❤」